曲者ぞろいの"お江戸フードファイト"をお楽しみください! by高橋由太
◆◆◆◆◆
はじめまして。
『このミス』大賞作家ブログをスタートすることになりました。
新刊の発売に合わせて、著者からのメッセージを掲載していく予定です。
第1回目は、2010年にデビューした、高橋由太さん。
10月7日発売予定
『もののけ本所深川事件帖 オサキ鰻大食い合戦へ』
の創作裏話です。
炎天下の日、池袋の椿屋珈琲での打ち合わせ(6時間)が懐かしい。
(『このミス』編集部)
◆◆◆◆◆
江戸時代にも、フードファイターがいたことを知っていますか?
文化14年、両国柳橋の万八楼で大食の会が催されたそうですが、残っている記録が凄まじい。
例えば、65歳の男性が饅頭30個・うぐいす餅80個・松風(煎餅)30枚・たくあん丸ごと5本をすべて食べたり、73歳の男性が唐辛子をおかずに飯を50杯食べたりと、現在のフードファイターもびっくりの大迫力です。
鰻も盛大に食べています。なんと約150皿(!)の鰻を食べたという記録が残っているんです。
そんなとんでもない大食い合戦に、食い意地の張った妖孤のオサキとおとぼけ手代の周吉のコンビ、老剣客・柳生蜘蛛ノ介が挑みます。
さらに、賞金百両を目当てに、巨漢の元相撲取りや美少年水芸師、そして稲荷神社の狐に守られている鰻屋の娘など、江戸の大食い自慢たちがしのぎを削ります。
是非、曲者揃いのお江戸のフードファイトをお楽しみください。
高橋由太
●著者プロフィール
たかはし・ゆた。1972年、千葉県生まれ。
「新・本格推理」(光文社)掲載を経て、
2010年に第8回『このミステリーがすごい!』大賞
隠し玉として『もののけ本所深川事件帖 オサキ江戸へ』で
デビュー。
"オサキシリーズ"最新刊
『もものけ本所深川事件帖 オサキ鰻大食い合戦へ』が
10月7日発売予定。
※『このミステリーがすごい!』大賞HP
はじめまして。
『このミス』大賞作家ブログをスタートすることになりました。
新刊の発売に合わせて、著者からのメッセージを掲載していく予定です。
第1回目は、2010年にデビューした、高橋由太さん。
10月7日発売予定
『もののけ本所深川事件帖 オサキ鰻大食い合戦へ』
の創作裏話です。
炎天下の日、池袋の椿屋珈琲での打ち合わせ(6時間)が懐かしい。
(『このミス』編集部)
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江戸時代にも、フードファイターがいたことを知っていますか?
文化14年、両国柳橋の万八楼で大食の会が催されたそうですが、残っている記録が凄まじい。
例えば、65歳の男性が饅頭30個・うぐいす餅80個・松風(煎餅)30枚・たくあん丸ごと5本をすべて食べたり、73歳の男性が唐辛子をおかずに飯を50杯食べたりと、現在のフードファイターもびっくりの大迫力です。
鰻も盛大に食べています。なんと約150皿(!)の鰻を食べたという記録が残っているんです。
そんなとんでもない大食い合戦に、食い意地の張った妖孤のオサキとおとぼけ手代の周吉のコンビ、老剣客・柳生蜘蛛ノ介が挑みます。
さらに、賞金百両を目当てに、巨漢の元相撲取りや美少年水芸師、そして稲荷神社の狐に守られている鰻屋の娘など、江戸の大食い自慢たちがしのぎを削ります。
是非、曲者揃いのお江戸のフードファイトをお楽しみください。
高橋由太
●著者プロフィール
たかはし・ゆた。1972年、千葉県生まれ。
「新・本格推理」(光文社)掲載を経て、
2010年に第8回『このミステリーがすごい!』大賞
隠し玉として『もののけ本所深川事件帖 オサキ江戸へ』で
デビュー。
"オサキシリーズ"最新刊
『もものけ本所深川事件帖 オサキ鰻大食い合戦へ』が
10月7日発売予定。
※『このミステリーがすごい!』大賞HP