2011年10月04日

『さよならドビュッシー』スピンオフ! by 中山七里

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こんにちは。
日中も涼しくなって動きやすく、スーパーでは梨やさつまいもが売られ、
どんどん秋めいてきました。

スポーツや食欲などいろんな秋がありますが、
やっぱり読書は外せません!

『このミス』大賞事務局がお届けする秋の新作は
中山七里著『要介護探偵の事件簿』

さよならドビュッシー』で主人公の祖父として登場した
半身不随の香月玄太郎さんと介護士のみち子さんが
数々の難事件に立ち向かう連作短編集です。

中山さんに、作品のテーマを教えていただきました。


10月7日店頭なので、ぜひチェックしてみてください。

(『このミス』編集部)
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 初めての短編集です。
最初はどうなることかと戦々恐々でしたが、とにかく痛快であることを前面に押し出してみました。

炸裂する正しい暴言と予測不能の暴走老人、
それでもオチはやっぱりミステリー。

なお、『このミス2011年版』掲載時に『要介護探偵のチェイス』としていた題名は実は遊びの一部であり、
今回の上梓がその種明かしとなりました。

 それでは『ドビュッシー』でも『カエル男』でもない、
第三の中山七里をどうぞお楽しみください。


●著者プロフィール
なかやま・しちり。1961年、岐阜県生まれ。会社員。
第8回『このミステリーがすごい!』大賞にて大賞受賞後、
2010年1月『さよならドビュッシー』(宝島社)にてデビュー。
他の著書に『おやすみラフマニノフ』『連続殺人鬼カエル男』(どちらも宝島社)、
『魔女は甦る』(幻冬舎)がある。

『さよならドビュッシー』スピンオフ
『要介護探偵の事件簿』
10月7日発売予定。

『このミステリーがすごい!』大賞


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2011年10月