2013年01月30日

音楽シリーズ最新刊は「ショパン」! by中山七里

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第8回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞した
『さよならドビュッシー』が、
1月26日公開に映画公開しました!

「CDを聴きながら読みたい」という感想を多くいただきましたが、
まさに実現のチャンスです!
映画ならではの魅力がたくさん詰まった作品になっていますので、ぜひ映画館まで足を運んでみてください。

そして宝島社からは、音楽シリーズ最新刊『いつまでもショパン』が発売されました。
ショパン・コンクールに出場するべくポーランドに降り立った
新進気鋭の天才ピアニスト・岬洋介を、今回もとんでもない事件が待ち受けています!

中山さんに、作品の意気込みを語っていただきました。

(『このミス』編集部)
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 岬シリーズ第3弾『いつまでもショパン』をお届けします。
今回、舞台はポーランド、プロローグは大統領機墜落、登場人物のほとんどは日本人以外という、まるで海外小説のような体裁ですが、これは偏にこのシリーズで大風呂敷を広げたかったからです。最近、どうもスケールのちまちました小説が多くなり、そのアンチテーゼのつもりもありました。もちろん広げた風呂敷は畳まなくてはいけません。きっちりと上手く畳めていればご喝采。

中山七里



●著者プロフィール
なかやま・しちり。1961年、岐阜県生まれ。
『さよならドビュッシー』にて第8回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、
2010年にデビュー。
人気シリーズ最新刊『いつまでもショパン』発売中。

※『このミステリーがすごい!』大賞HP

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2013年01月